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小説置き場。更新は凄く気まぐれ。
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他の賑やかさとは対照的に、そこは何も置かれていないスペースが広がっており、少しの静けさがあった。
わずかに離れたところから聞こえてくる高貴な笑い声等が、同じ催し会場なのにまるで別の場所にいるかのような感覚にさせる。
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扉のような形の格子をした大きなガラス窓が、いくつも壁に連ねられている。
透明な板を隔てて覗く風景は暗黒で、輝かしい屋内とは対照的だ。
高い天井と、そこから釣り下げられたいくつもの照明に照らされた下――いくつものテーブルとずらりと並べられた数多の料理と、そしてそれにも負けず劣らずの数のポケモン達。
そこは、賑やかできらびやかであった。
方々から聞こえる談笑は無邪気な子供たちが上げるようなそれではなく、慎ましく、品を備えた笑いだ。
振舞いから会話まで、気品をこれでもかと醸し出した者達がそこに集結している。
時刻は既に日も落ち、まさに夜の宴という言葉がふさわしいだろう。

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